クラシック音楽とオーディオが大好きなblog

とてもゆる~いファンです。悪しからず・・・

シベリウスのヴァイオリン協奏曲

大学教授でクラシック音楽評論家でもある樋口裕一さんは、ご自身が選ぶ「3大ヴァイオリン協奏曲」に、ブラームスとメンデルスゾーン、そしてシベリウスを掲げておられます。ベートーヴェンやチャイコフスキーよりシベリウスのほうが良いって。出だしのヴァイ…

クラシック音楽を始めたころ

前にも申し上げましたとおり、私はクラシック音楽ファンといいましても、とてもゆる~いファンでありまして、あれこれ偉そうに語るほどの知識も能力もありません。しかしながら、クラシック音楽を聴き始めたばかりの超初心者のころは、もっと酷いというか、…

音楽に関する名言

詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である。~ヘルマン・ヘッセ 音楽は、それだけで何かを語るものだ。~マイルス・デイヴィス 人は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せなのだ。~ウィリアム・ジェームズ どうやって音楽を作っ…

ブラームスのヴァイオリン協奏曲

多くの作曲家がヴァイオリン協奏曲を作曲しており、ピアノ協奏曲と並んで協奏曲の重要なジャンルとされています。ヴィヴァルディ、J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、パガニーニ、メンデルスゾーン、ブラームス、ブルッフ、シベリウス、チャイコフ…

クリティカルエイジの克服

以前に、自分の耳というか、自身の感覚、感性のリフレッシュのために、たまには違うジャンルの音楽を聴くのがよいというお話をご紹介しました。私の経験上からもその必要性、有益性は強く感じておるところですが、「クリティカルエイジ」の克服という科学的…

メンデルスゾーンの交響曲第4番『イタリア』

第1楽章冒頭の、フルートの刻みで始まる軽快なテーマは、ちょっと耳にしただけで多くの人が「あ、聴いたことある!」と思うはずの交響曲第4番『イタリア』。ドイツ生まれのメンデルスゾーンが21歳のとき(1830年)にイタリアに旅行した際に着想を得て作られ…

指揮しながら聴く!

TVドラマの『結婚できない男』、続編の『まだ結婚できない男』の中で、主人公の桑野さんがクラシック音楽を聴きながら指揮するシーンが多くありましたね。続編ではその動きがより激しくなっていたようにも感じました。そんな桑野さんを、アシスタントだった…

校長先生が語るフジコ・ヘミング

兵庫県姫路市に、賢明女子学院というカトリック系の私立女子中学・高校があります。その学校の校長である松浦明生さんが、『光あれ 日々の所感』というブログを同校のホームページ内に開設しておられます。内容はもっぱら生徒さん向けですが、そのなかでとて…

『田園』交響曲といえば

私ら世代が中高生だったころの懐かしい思い出といえば、何といってもラジオの深夜放送です。年がバレますけどね、「ナガラ族」と呼ばれていたとおり、受験勉強の「友」としてラジオは絶対に欠かせないアイテムでした。『オールナイトニッポン』『セイ!ヤン…

シューベルトの交響曲第7番『未完成』

シューベルトの交響曲第7番『未完成』が、なぜ2楽章のまま未完成になってしまったのか。この謎には諸説あり、不治の病に冒されて作曲を続けられなくなったという説、本人が2楽章のみで完成とみなしたという説、途中で他の曲を書き始めたという説、さらには第…

オルフの『カルミナ・ブラーナ』

19世紀初め、ドイツ南部のある修道院で、13世紀から14世紀にかけて作られたラテン語や古イタリア語で書かれた約300篇に及ぶ詩歌集が発見されました。酒や恋や性、若者の怒りなど世俗的なことが歌われていて、それらの中から24篇を選んで作曲したのが、ドイツ…

チャイコフスキーvs.ブラームス

指揮者の藤岡幸夫さんが、クラシック音楽のテレビ番組で語っていたエピソードです。後期ロマン派の同時代に活躍したチャイコフスキーとブラームス。しかし、チャイコフスキーはブラームスのことが嫌いだったといいます。周囲に向かって「ブラームスは好きじ…

発想標語

素人ながらいろいろ勉強していますと、音楽用語のなかに「発想標語(発想記号)」というのがあるんですね。楽曲の演奏にあたり、その楽曲のイメージ(曲想)や表現方法を示すもので、五線譜の上に書かれています。いくら優秀な演奏家でも、オタマジャクシを…

プッチーニの『蝶々夫人』

日本の長崎を舞台に、没落藩士の令嬢・蝶々とアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いた、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』。私はですねー、この曲ですぐに思い出すのが、映画『男はつらいよ・寅次郎春の夢』です。アメリカから日本へやって来たセー…

映画『リトル・マエストラ』

クラシック音楽を題材にした映画が大好きです。といってもAmazon prime videoで観るのが殆どなんですけどね。映画館を経営なさっている方には申し訳なく思いますが、わざわざお金を払っては観に行かないだろうと思うような映画も気軽に観ることができますか…

バランス感覚が大事

新型コロナウイルス感染防止のため、大型連休に向けて「ステイホーム」を強いられる悲しい状況であります。長く続く自粛要請に、お子さんや若者たちをはじめ、ストレスが高じている方々は多いことでしょう。しかし、こんな時には、オーディオというイン・ドア…

マーラーの交響曲第8番

個々のオーディオ・システムが”きれいな”音を出せているか。これを手っ取り早く判別する方法について、諸兄はどのようなご意見をお持ちでしょうか。不肖私は、オーケストラの場合なら全奏者による強奏、すなわちトゥッティの部分に特に耳を凝らします。ここの…

コンサートホールのこと

クラシック音楽を聴くとき、耳で聴こえる音だけを追っかけてはダメだとも言われます。クラシック音楽は、単に五線譜に書かれた音の連なりだけで構成されているのではなく、作曲家(楽曲)、楽器、演奏者(演奏法)、ホール、聴衆の5つが一体となった総合芸術…

ゆる~いファンではありますが・・・

いつも読んでいただいてありがとうございます。今さら申すまでもありませんが、当方は、クラシック音楽ファンとしても、オーディオ・ファンとしても、まことにゆる~い存在でありまして、本来、こんな題名のブログを公開すること自体が僭越だと自覚しておると…

ベートーヴェンの交響曲第4番

ベートーヴェンの交響曲第4番。あの有名な第3番『英雄』と第5番『運命』の間にあって、あまり注目されない、演奏機会も少ない、好きだという人も少ない、かなり存在感の薄い気の毒な曲だとされます。実際、ベートーヴェンもあまり時間をかけずにスラスラと書…

小澤征爾さんの言葉

技術の上手下手ではない。その心が人をうつのだ。 じっと楽譜を読み続けていると、ある時、頭の中で音が鳴り始めます。現代の作品であれ、中世の作品であれ、作曲家の頭の中で鳴っていた音楽が聴こえてくる。 集中力っていうのは、天才のものじゃないんだ。…

『ダンソン第2番』

『ダンソン第2番』、不肖私の大好きな曲の一つであります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、北米やヨーロッパではオーケストラでよく演奏される人気曲です。メキシコの現代作曲家アルトゥロ・マルケスが、1994年に発表した彼の代表曲で、演奏時…

長岡鉄男さんの言葉

オーディオは音楽鑑賞の道具ではない。独立した趣味だ。 手段が目的化することを「趣味」と言う。 音楽とは音を楽しむことであるという主張がある。オーディオマニアの中には音楽を聴かないで音を聴いてる人が沢山いる。自然界の音。雷鳴、風、虫の声。機械…

ブルックナーの交響曲第8番

「ブルックナーの交響曲は、すばらしい大自然の中に身をおくのに似ている。遠く残雪におおわれたアルプス、崇高な夕映え、牧場の片隅にそよぐ一輪の花、青空に浮かぶ白い雲、それから悠久を想い、生きる者の淋しさを想い、神を想う心、それがブルックナーの…

もっとアダージョ!

「アダージョ」は、「くつろぐ」とか「静かに、慎重に」という意味のイタリア語だそうですが、クラシック音楽では「ゆるやかに」という指示、あるいは遅いテンポで書かれた楽章のことですね。かつてそうした曲ばかりを集めた『アダージョ・カラヤン』というCD…

マーラーの言葉

私は三重の意味で無国籍者だった。オーストリアではボヘミア生まれとして、ドイツではオーストリア人として、世界ではユダヤ人として。どこでも歓迎されたことはなかった。 私の死後50年経ってから、私の交響曲を初演できればよいのに。今からライン河のほと…

試聴ルーム

大きな家電量販店のオーディオ売り場に行くと、広い試聴ルームがありますね。各メーカーのスピーカーやアンプが所狭しと並べられていて、実に贅沢で壮大な景観です。私が見たときは、真ん中のソファーにおじさんが座っていて、ずいぶん難しそうな表情で幾つ…

ベートーヴェンの交響曲第3番

元オーボエ奏者の宮本文昭さんが、著書の中でベートーヴェンのことを(愛情をこめて)こき下ろしています。これからクラシックを聴いてみようと思っている方は、いきなりベートーヴェンから入るのは間違いだ、って。ひと言で言えば、とっつきにくい。メロデ…

ブラームスの『ドイツ・レクイエム』

樋口裕一さんがこのようにおっしゃっています。「CDを聴いているときにはさほど感銘を受けないが、生の演奏を聴くと心の底から感動をする曲があるものだ。私にとって『ドイツ・レクイエム』がそうだ。合唱の演奏効果は凄まじい。ぜひ、生演奏に接する機会があ…

宮城谷昌光さんが嫌いな?作曲家

クラシック音楽愛好家でもある作家の宮城谷昌光さんによる『クラシック私だけの名曲1001曲』という本。モーツァルトの曲には「自我が無い」として忌避し、同書には1曲も取り上げられていません。さらにモーツァルトだけでなく、他にも私の大好きなマーラーや…